外国人技能実習生受け入れ制度について
≪概 要≫
技能実習制度は、一定期間(最長3年)において、企業が技能実習生を雇用し、技能実習生は、日本の産業・職業上の技能等の修得・習熟する制度です。
技能実習生は、入社前に講習(日本語、日本文化等)を受けた後、企業に配属し、実践的な技能等の修得を図ります。
1年目に試験等に合格すると「技能実習2号」として最長3年間の技能実習が行えます。
「技能実習2号」の対象職種はこちらからご確認ください。
制度のながれ
※監理団体とは
職業安定法に基づく無料職業紹介事業者として、国際貢献・国際協力の名の下に技能実習生の管理・維持を直接受け持っており、また技能実習生の技能等の修得を監理する、営利を目的としない団体を言います。
※送り出し機関とは
各国の政府より認定された技能実習生送り出し機関であり、主な業務としては ①実習生の募集 ②日本語事前教育 ③日本文化・生活習慣 ④実習生の選考を行います。
受け入れのながれ
3ヶ月間 |
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6ヶ月間 |
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1年間 |
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2 号 |
以上の3点をクリアして技能実習2号へ移行となります。 ※技能検定の対象とならない職種や技能評価試験不合格の場合は1年間の技能実習後帰国となります。 |
入国後の講習について
技能実習生の日本入国後、約1ヶ月間は弊組合施設『CIC研修センター』にて日本語、日本の生活習慣、礼儀作法、法律等を学習する講習を実施します。
【教室、宿舎一体型の講習施設】
『CIC研修センター』は同一施設内に教室と宿泊施設を備えていますので、技能実習生達は学習に集中することができます。
また清掃、ゴミ分別といった生活習慣の指導も効率的に実施することができます。
【優秀な日本語講師】
「研修センター」の講習講師は、日本語教育有資格者、実習実施企業での生活指導経験者です。
専任の講師が責任を持って技能実習生を教育します。
【実践的な日本語会話学習】
技能実習生は企業に配属後、自分達の力で生活していかなければなりません。
そのため、当組合では、スーパー、郵便局、銀行といった日本の日常生活で必要不可欠な場面の日本語を実際の場面で練習させる課外学習を多くカリキュラムに取り入れています。
【日本語によるコミュニケーション】
『CIC研修センター』では、中国人、インドネシア人、ベトナム人が同じ教室で勉強をしています。
そのため、必然的に日本語のみでのコミュニケーションとなるため、日本語力の向上につながっています。
【生活学習】
外国人の技能実習生達は日本とは生まれ育った環境が異なるため、生活習慣も異なります。
特に企業配属後にトラブルになりやすい清掃に関しては重点的に指導します。
日本人との習慣の違いからトラブルが発生しないよう、日本の習慣、礼儀作法等を研修センターでの生活の中で実践を通じて学習します。
【実習実施企業別の専門用語学習】
企業に配属したばかりの実習生にとって重要なのは、まずは単語量。
しかし、現場で使用される言葉は企業によって異なります。
ご要望に応じて各職種専門用語等の現場でよく使う言葉を講習にて学習させることができます。